学院長 挨拶
駒﨑達也|Tatsuya Komazaki
学院長ご挨拶
ようこそ、東京外語学院のホームページへ。学院長の駒﨑達也(こまざき・たつや)です。
私は幼少期から自閉スペクトラム症(ASD)の特性を抱え、対人コミュニケーションに困難を感じながら成長しました。しかし、転機は中学2年生のとき、偶然のきっかけでアメリカを訪れたことです。多様な文化背景を持つ人々が自分らしく生きる姿に触れ、心を動かされました。その瞬間から、外国語という新しい世界に強く惹かれ、英語を皮切りに韓国語、スペイン語、ロシア語など、さまざまな言語を学び始めました。
それでも、自身の特性から困難を経験し、一時は学校を辞め引きこもる時期もありました。しかし、2011年3月の東日本大震災をきっかけに「自分が生かされている意味」を深く考え、日本語教師を志すようになりました。そして、挑戦の場として中国を選び、未知の世界に飛び込む決意をしました。
中国では上海を拠点に、語学学校や高校、大学で教鞭をとり、約9年間にわたり異文化の中で学び、教える喜びを実感しました。しかし、2019年末、新型コロナウイルスの感染拡大により中国に戻れなくなり、やむを得ず現地の職を辞しました。その後は日本を拠点に、大学や専門学校で中国語、英語、日本語教育に携わっています。そして、私自身の理想とする教育を実現すべく、東京外語学院を創立致しました。
人生は予想外の出来事に満ちています。しかし、私がそのたびに新しい道を切り拓いてこれたのは、外国語という「人生の伴侶」があったからです。外国語は単なるコミュニケーションの道具ではなく、人の存在の深層に関わるかけがえのないものです。
東京外語学院で外国語を学び、新しいステージへと飛び出しましょう。次元を上げる学びの一歩を、私たちとともに踏み出していきましょう。
東京外語学院について
東京外語学院は、厳選された講師陣による多言語学習がオンラインで可能な総合外国語スクールです。日本では多くの人が英語をはじめとする外国語に挑戦しますが、途中で挫折するケースが少なくありません。毎年4月に書店に並ぶ語学テキストも、月が経つごとに売れなくなるのが現状です。私自身も学生時代、テキストを買っては満足し、続けられなかったことが何度もありました。
また、「外国語はネイティブから学ぶべき」という考えが広く浸透していますが、これは旧態依然とした考え方であるだけでなく、必ずしも日本語母語話者に最適な方法とは限りません。私自身、多くの挫折を経験したからこそ、日本語母語話者がつまずきやすいポイントを深く理解しています。東京外語学院では、その経験を活かし、一人ひとりに最適な授業を提供しています。
東京外語学院の受講者は、学びに意欲的で、生き生きとした方々ばかりです。それぞれがライフワークとして外国語を楽しみ、新たな出会いや発見を通じて成長の喜びを感じています。学ぶこと自体が人生を豊かにし、それこそ究極の贅沢ではないでしょうか。
外国語や人生を変えたいと思う方、ぜひ東京外語学院で一緒に学びましょう。新しい自分に出会えることをお約束します。
東京外語学院の教育理念
東京外語学院は、オンラインで学べる総合外国語スクールとして、次の3つの理念を掲げています。
1. 文法を通じて言語の世界を知る
「言語≠民族≠国家」という原理を理解することが出発点です。「日本人は」「ネイティブは」という固定観念に基づく議論は、ステレオタイプを助長し、差別の温床になりかねません。それぞれの言語が持つ文法は、長い年月を経て築かれた人類の叡智です。その本質を学ぶことで、言語の魅力に触れることができます。
2. 丸暗記に頼らない学習
挫折の多くは、丸暗記に依存することから生じます。当校の講師陣は、全員が大人になってから外国語を体系的に習得した経験を持つスペシャリストです。納得しながら学べる授業を提供し、受講者が確実に力を伸ばせる環境を整えています。
3. 国際的に活躍できる人材の育成
外国語の4技能(読む・聞く・書く・話す)のバランスを重視し、実践力を養います。当校の講師は全員が海外での実務経験を持ち、高い指導実績があります。そのノウハウを活かし、受講者が国際社会で活躍できるようサポートします。
東京外語学院で学んだ皆様が、日本国内外で活躍し、日本の国際化に貢献できるよう、私たちは全力でサポートいたします。それこそが私たちの使命であり、教育理念です。