理念

世間に広まる「外国語は単なるツール」という誤解を正し、丸暗記からの解放と納得のいく文法解説によって、本質的な言語力を養成することを目指します。
資格試験や受験勉強は、テクニックや丸暗記で乗り切れると思われがちですが、東京外語学院では実際に使える外国語力を養うことを重視しています。試験合格は単なる通過点にすぎず、その先のキャリアや学びに活かせる本物の語学力を身につけることが、私たちのゴールです。


資格のその先へ。
エキスパートへの道を拓く。


外国語をツールではなく魂に。
本気で学ぶ人には、本気の外国語スクールを。
それが東京外語学院。 

外国語習得の誤解と向き合い方 

楽しいだけでは学びは深まらない


世間では、「楽しく学ぶ」という甘い言葉が広がり、楽しくなければ学びではないという誤解が広まっています。

試しに英会話スクールのホームページや書店の語学書コーナーを訪れてみてください。

外国語学習が、簡単で楽しく、


あたかも自分を飾るアクセサリー


のようなものとして軽視されている現状が見えてくるでしょう。

しかし、私たちはそのような表面的な学びでは、本当の成果や真の喜びは得られないと考えています。

外国語の学びは、人生を豊かにし、

新たな可能性を切り開く力を秘めています。

学びを阻む誤解と向き合う


スクールや教材を提供する側にも課題があります。大多数のニーズに応えようと、顧客獲得を最優先するビジネス第一主義の姿勢が根付いています。その結果、純粋に学びたいと願う多くの学習者が期待を裏切られ、挫折し、外国語に対して苦手意識を抱いてしまうのです。


また、「言語はツールである」という誤った認識も根本的な問題の一つです。AIや自動翻訳の技術が日進月歩で発展する中、もし言語が単なるツールであるなら、その役割はすでに終わっているのかもしれません。しかし、言語とは人類が長い歴史の中で築き上げてきた知的遺産であり、文化や風習を体現する奥深い存在です。


さらに、「言語=民族=国家」という固定観念も大きな誤解です。このような考え方は、「ここは日本なんだから日本語を使え!」といった危険な差別的発言につながる可能性があります。同様に、


根拠の乏しい「ネイティブ信仰」


もその典型でしょう。真の国際化を実現するためには、この幻想を超え、民族や国家の枠組みを超えて、言語そのものの本質に目を向けることが重要です。

資格や試験はゴールじゃなく通過点


日本では現在、義務教育で7年間(小学3年生~中学3年生)
高校、大学へと進学すると14年間にもわたって英語教育を受けます。

しかし、思い通りに表現できる極僅か。

それはなぜなのか?


「テストのために学ぶ」

「その場しのぎの丸暗記」


というパターンが

当たり前になってしまっているからです。

その結果、学んだ内容は実際の会話で使えず、本当の意味での語学力は身につかないまま、途中で学習が止まってしまうのです。


入試や資格試験の合格を目指すこと自体は非常に目的意識が明確な素晴らしいことだと思います。

しかし、外国語を学ぶことで拓けてくる人生の選択肢はこれにとどまりません。

むしろ、資格を取得したり、試験に合格することで、自分らしい人生のスタートラインに立ったばかりなのです。

外国語を学び続けたいという探求心と継続力こそが、人生のさらなる選択肢を増やし、外国語のエキスパートとして世界へと羽ばたく切符を手にするのです。

本気で学ぶ人のためのスクール


東京外語学院では、学院長自らが三顧の礼をもってお願いした講師陣が、あなたの学びを全力でサポートします。

どこよりも納得のいく文法解説、個々に最適な学習法の提案、そして、カウンセリングも随時実施しております。


私たちは、本気で学びたい方々を心から歓迎し、全力で指導します。

本気で学ぶプロセスの中で得られる達成感こそが、


真の「学びの楽しさ」


であり、これが究極の贅沢です。

文法が言語学習において不可欠である理由

近年、「とにかく話す」ことを重視する学習法が注目される一方で、その限界も明らかになってきました。

文法の学びは単なる技術の習得ではなく、人間の存在や文化の理解、そして思考の深化に直結する本質的な行為です。

文法は言語の歴史そのもの

文法は、その言語が歩んできた歴史そのものといえます。私たちが話しているすべての言語は、人類の営みとともに変化し続け、現在の形へと進化してきました。文法を学ぶことは、この歴史や文化的背景をひも解く鍵を手に入れることにほかなりません。それは、単なるルールの暗記ではなく、その言語が持つ独自のアイデンティティを深く理解するプロセスなのです。

文法と思考の関係

文法は思考の枠組みと密接に結びついています。例えば、英語の時制や日本語の敬語体系は、時間や人間関係に対する認識を反映しています。文法を理解することは、異なる文化や視点に触れ、自己中心的ではない広い視野を育む学びとなります。

科学的根拠に基づく文法の重要性

第二言語習得理論(SLA)は、言語習得において「インプットの理解」、すなわち言語の意味と構造を同時に把握することの重要性を強調しています。文法の知識が不足していると、インプットの質が低下し、効率的な学習が難しくなります。
一部では「赤ちゃんのように学ぶべき」といった宣伝を目にすることもありますが、これは誤解を招く表現です。大人と赤ちゃんでは脳の構造や学習プロセスが異なるため、同じ方法が通用するわけではありません。大人の言語学習には、文法を体系的に理解しながら学ぶアプローチが不可欠です。

文法がもたらす自由

文法は一見すると堅苦しいルールのように思われがちですが、実際には言語表現の自由をもたらすものです。文法を学ぶことで、新しい文を自分の力で構築し、自分の考えをより正確かつ多様に伝える能力が身につきます。この自由は、フレーズの丸暗記だけでは決して得られないものです。

文法を学ぶことは自分自身を見つめ直す旅

文法を学ぶことは、言語の本質に触れることであり、ひいては自分自身の存在を問い直す旅でもあります。言語は「世界との接触」の手段の一つであり、文法はその接触を可能にする媒介です。
東京外語学院では、文法を単なるルールとして教えるのではなく、その奥深い意義や面白さを伝える授業を行っています。文法を正しく理解し、それを活用できる力を身につけることで、言語学習の新たな可能性を一緒に探究してみませんか?

学院長 挨拶

駒﨑達也|Tatsuya Komazaki


東京外語学院へようこそ!

学院長の駒﨑達也です。
これまで日本と中国の教育現場で言語教育に携わり、
多くの学びの場を作ってきました。

言語の本質に迫る学びを、あなたと共有できることを
心から楽しみにしております。